AGA治療はいつから始める?と同じ位いつまでやる?も大事である

よくあるAGA治療のQ&Aに、AGA治療はいつから始めた方が良いでしょうか?っていう質問があります。

この答えは、「AGA治療は早ければ早い方が良い」「早いに越したことはない」です。

はっきりとしたAGAの症状が出ているのでしたら私も確かにそうだと思います。

そこは大事です。大事ではあるのですが、じゃあいつまで治療つづけるおつもりですか?という問い、回答を

滅多に見ることはありません。。。よね???

 

20代~30代の方でしたら、全盛期のころの毛量に戻せる可能性があるのがAGA治療薬での治療です。

40代では回復はしていくけど、全快にはならない可能性もあり多少回復はするもののそこからの現状維持が精いっぱい。

50代では40代よりも更に回復しづらくなってきて、ある程度薄毛が進行してしまった方は

残念ながら回復してもつむじ部分など部分的にどれだけ頑張ろうが薄毛のままである可能性もある。

60代では50代よりも更に・・・。

現実はシビアですよね。

 

元々薄毛でなくても20代の方の毛量と60代の方の毛量は確実に違うのが当たり前で

40代で全盛期(10代)のころの8割~9割になってしまうといわれています。

加齢とともに分母が減ってしまうと考えて良いでしょう。

つまり、40代50代でも効果を十分実感できる可能性はあるのですが、

年をとるにつれて理想とするような

毛量まで戻すというまでには至らないというのが現実なんですよね。

さて、そのAGA治療いつまで続けるおつもりですか?

現在30代で効果ばっちりの方、一応回復はしているけど効果に関しては妥協している方、

50代ではおそらくやめる気はないでしょう。

では60代ですか?

60代なら潔く禿げちらかしても大丈夫ですか?

まさか、それまでにはテクノロジーが進んでAGAのメカニズムが解明してIPS細胞かなにかしらの再生医療で

元に戻ると期待していますか?

それが出来るようになったとしても、おそらくですが桁違いのお金を積まないと現実は厳しいと思います。

 

AGA治療をいつまで続けるか?という問いの多くの方の回答は、何歳までという具体的な年齢ではなく

「薬が効かなくなるまで」ではないかと思います。

AGA治療薬には耐性はないということですから、効果を持続することができるのであれば

長期間の服用が可能な方も一定数いらっしゃることでしょう。

しかしながら、薬というのは体内に知らず知らずのうちに蓄積していってある時急にアレルギーを

起こすことがあったり、なぜかある日を境に薬の効きが悪くなってくるなんて例もあるのです。

 

薬に頼るのも良いですが、もしダメになったら?という次の選択も早めに

考えておいた方が良いのかなと私は思います。