薄毛なのに腸内環境を整えてない人は何をしても効果が出ないぞって話

案外薄毛の人は育毛剤さえ使っていれば、後はとくに何もしなくてOK!

と、安易に感じている人が多い印象でした。

元美容師としても、これだと薄毛は解消できないだろうな…なんて思っていましたね。

 

育毛剤はあくまで頭皮の環境をよくするものであり、

それ以外はあまり効果を期待できません。とくにそんな人に限って暴飲暴食をしていて、

薄毛にかなり関係がある腸内環境も崩れた状態でした。

 

腸内環境と薄毛の意外な関係…便秘なら要注意!

腸内環境ってそんなに薄毛と関係があるの?と思う人も多いでしょうが、

じつは薄毛と腸内環境は深い繋がりがあります。

もともと腸というのは栄養補給という見方では、なくてはならない部分。

 

人間の体は食べ物からできている…なんて言葉があるように、

食事を吸収する臓器は、絶対に大事にしたほうがいいと僕自身も思っています。

 

そしてそれ以外でも薄毛を解消するには、絶対に外せない臓器がたくさんあるので、

絶対に目を背けてはいけませんよ。

それがなぜなのか詳しく紹介していきますね。

 

栄養がうまく吸収されずに薄毛になってしまう

まず腸内環境が崩れると、薄毛の人にどんな弊害が生まれてしまうのか?

それは栄養補給がうまくできなくなってしまうところでしょう。

 

腸と聞くとほとんどの人が便を意識するでしょうが、

それ以外にも食べ物の栄養を吸収するという、

人間にはなくてはならない働きもあります。

 

便秘などで腸の働きが弱まってしまうと、ちょっとした食事だと、

ほとんど栄養が体に吸収されません。

つまり薄毛にいいとされる食事をしたところで、髪の毛まで届かず排出されるというわけです。

 

腸内環境が悪いと働きが弱まってしまうのは、悪玉菌が出すガスが原因のため、

悪玉菌を減らすために食事の内容を変える必要があります。その具体的な食事内容は以下で紹介しますね。

腸内環境が乱れると頭皮が大変なことに…

さらに腸内環境が乱れる弊害はまだまだあり、

薄毛の人にとって脅威となるのが頭皮にダメージがいくことでしょう。

 

腸内環境と頭皮はあまり関係があるようにイメージできないでしょうが、

じつはかなり意識したほうがいいですよ。

 

それは腸内環境が乱れると、体が酸化するという研究結果があり、

その酸化したところでは雑菌が繁殖してしまいます。

つまり頭皮でも似たような効果が出てしまい、炎症を起こしてしまうわけです。

 

炎症が起きた頭皮では髪の毛が生えにくくなり、薄毛が進行してしまうでしょう。

これは防衛本能から炎症を先に治してから、

育毛があとで行われるようになるという流れができています。

 

さらに腸内環境が乱れると、免疫機能も低下してしまうので、

炎症を治す力も半減してしまうんですよね…。

つまりなかなか頭皮に状態がよくならず、薄毛が改善できない体になってしまいますよ。

自律神経にも影響?睡眠などの重要な部分が…

上記の流れではまだまだ改善の余地があります、

腸内環境が崩れてもっとよくないのが、

自律神経が乱れてしまうところでしょう。

 

自律神経が乱れるとさまざまな体の機能がおかしくなり、

薄毛が解消するのに重要な、睡眠の質まで下がってしまいます。

 

睡眠が深くなると成長ホルモンといわれるものがたくさん出てくれるので、

血流がよくなる上に頭皮などのダメージを再生することができるんですよね。

 

ところが腸内環境が乱れると、これができない体になり、

1回クセがついてしまうと改善するのが難しくなります。

そのきっかけが腸内環境なら、最初から悪化する前に予防しておきたいですよね?

 

睡眠障害になる前に、腸内環境を整えておきましょう。

ちなみに自律神経が乱れると腸内環境も同時に悪化していくので、

薄毛が悪化するサイクルが生まれてしまいます。それくらい重要な問題ですよ。

 

腸内環境を整えながら薄毛にいい食事を紹介

腸内環境が乱れるのが、どれくらい薄毛に悪影響が出てしまうのか、

上記を見たらなんとなくイメージできたでしょうか?

結局のところ薄毛対策というのは、どれだけ体を健康に近づけるかがポイントです。

 

そこで重要になってくるのが食事であり、腸内環境を整える場合も、

この食事の内容がかなり重要になってきます。

ではどのような食事をすればいいのか、具体的に紹介しますね。

発酵食品は薄毛対策として最高の食事

とにかく薄毛と腸内環境同時に効果を出すためには、

発酵食品を使ったほうがいいでしょう。

この食品の多くはたんぱく質を多く含むものが多く、髪の毛の材料として薄毛対策が同時にできます。

 

もちろん発酵食品は腸内環境を整えるのに適しており、

体にとってもかなりやさしくておすすめです。

具体的に以下のような食品を積極的に摂ってみてください。

 

  • 味噌
  • 納豆
  • キムチ
  • ヨーグルト
  • 甘酒 など

 

これらの食品はスーパーなどで気軽に手に入るので、かなり続けやすいでしょう。

腸内環境を食事で整えるには続けることがポイント!最低でもこれらの食事を、

2週間以上続けないと効果はありませんよ。

甘いものを食べてしまう人はキノコが最適!

じつは薄毛になってしまう人は、甘い物を食べていると悪化してしまうケースがよくあります。

甘い物といってもその量によって差がありますが、あまりたくさん食べ続けていると、

糖化という現象が起きるんです。

 

薄毛とどんな関係があるのかというと、糖化によって髪の毛を作る毛乳頭というところが、

うまく働かなくなってしまいます。

つまり育毛に時間がかかってしまうので、髪の毛が細くなって薄毛になるわけですね。

 

これを防ぐためにもキノコがおすすめです。

このキノコはビタミンB群が豊富で、糖化の原因となる糖質を、

すぐにエネルギーに変える働きがあります。その中でもおすすめが以下のキノコです。

 

  • エノキ
  • シイタケ
  • まいたけ
  • エリンギ など

 

もちろんキノコには食物繊維もタップリなので、

腸内環境を同時に整えられて、薄毛対策として最高に効果が実感できるでしょう。

 

不溶性食物繊維が豊富なので、働きが弱い腸を刺激によって活性化してくれる代わりに、

水分をたくさん吸収していきます。

キノコを使って薄毛対策をする場合は、水分を多めにとりましょう。

仕事疲れでイライラする薄毛の人はお酢を使おう

上記の食品を摂るだけでも効果がありますが、

調味料として一緒に組み合わせるといいのがお酢。

あまり腸内環境とかけ離れてそうですが、

じつはお酢にはグルコン酸といわれる栄養で、善玉菌が増えます。

 

善玉菌を増やすことで腸内環境が整えられるので、薄毛にも効果があるわけですね。

さらに疲れをとる働きもあるので、腸だけでなく、体全体が活性化して薄毛にいい影響が出るでしょう。

 

さらにお酢の刺激によって、働きが弱くなった腸も元気になるので、

栄養の吸収率も高くなります。

調味料として料理に加えるだけでいいので、気軽で続けやすいですよね?

 

上記で紹介したヨーグルトなんかと相性がいいので、

朝食として食べるのもおすすめです。

Apple cider vinegar. Three glass bottle on blue background. Red apples

精神面でも効果あり!薄毛ならおすすめの食品が多い

腸内環境というのは精神面とも深い関係があり、

第2の脳ともいわれる大事な場所になります。

 

薄毛対策としてもかなりポイントとなるので、

食事の内容を改善すれば、他の薄毛対策も効果が出やすくなるでしょう。

 

そして腸内環境が整えられる食品は、

薄毛に直接効果がある食品もたくさんあります。

効果が出やすいのは、それもあるのかもしれませんね。