適当に食べてない?薄毛は状態に合わせたほうが改善するって話

よく髪の毛は体の内側から作られるから、

食事を変えれば改善するのが早いというでしょう。

たしかにその通りですが、食事だけで薄毛を改善するのは難しいです。

これを先に頭に入れておいてくださいね。

 

もともと薄毛というのは栄養が原因であるものではなく、

さまざまな原因が重なり合って起こっています。

つまり食事によって薄毛を改善するには、

体の状態に合わせた内容に変えたほうがいいんです。

 

薄毛といっても色々…状態に合わせた食事内容に

体の状態に合わせた食事といわれても、あまりイメージできないでしょうが、

ある程度ポイントをおさえておけば簡単です。

ところが薄毛を改善する食事というのは、基本があって初めて効果が出てきます。

 

まずその基本を把握して、それをおさえて以下の状態に合わせた食事に変えていきましょう。

その基本となるのが抜け毛と育毛です。

 

薄毛を食事で改善する基本は抜け毛の量と育毛力

よくお客様に相談された話ですが、

「テレビで薄毛には○○がいいと言っていたけど、これ食べたら薄毛治る?」なんてもの。

これは絶対にすべて鵜呑みにしないほうがいいでしょう。

 

薄毛になるのは上記でもいったように、

さまざまな原因が重なって起こっているので、この食事で解消できるというのは半分は嘘です。

 

その基本となるのが抜け毛と育毛。

抜け毛が増えると髪の総量は減って薄毛になり、

育毛の力がなくなればさらに薄毛になるのはわかりますよね?

 

抜け毛が多い人は抜け毛に適した食事に変え、

髪が生えてくるスピードが遅いと感じたら、それに合わせた食事に変えてください。

 

このバランスで薄毛が改善しやすくなるでしょう。

ちなみにこの2つを把握して、食事の内容を変えるだけでも、影響が出やすくなります。

 

  • 抜け毛…男性ホルモンを増やす食事
  • 育毛…血液の流れをよくできる食事

 

まず抜け毛が増えたと感じた人は、亜鉛などのミネラルをたくさん摂りましょう。

亜鉛は男性ホルモンの材料とされており、抜け毛を減らしてくれます。

 

抜け毛の原因がDHTであり、DHTというのは男性ホルモンの強化版。

体はこの特徴を利用し、男性ホルモンが減ったらDHTを増やして体のバランスと整えているんです。

つまり男性ホルモンを増やす食事にするだけで、抜け毛の量を改善できるでしょう。

 

髪が生えにくいと感じてきたら、それは栄養不足だと思ってください。

頭皮まで血液が届けてられないか、単純に食事で栄養が摂れてないかのどちらかです。

 

ほとんどの場合は血流不全で栄養が頭皮まで届けられていないため、

血液の流れがよくなる、ビタミン類や血液がサラサラになるDHAなどの魚類を補うようにしましょう。

痩せている人は亜鉛とたんぱく質を基本に

上記の状態を基本にあなたの体の状態を見て、

食事の組み合わせを変えてしまうのがおすすめです。

 

とくに体が痩せていて薄毛で悩んでいる人は、

食事によって改善しやすいので、挑戦してみてくださいね。

それは筋肉がつきやすくて、食事によってそれが改善しやすいからなんです。

 

上記で少し触れましたが、抜け毛が増えるのは男性ホルモンでしたよね?

じつは男性ホルモンは筋肉と深い関係があり、

これを増やすと男性ホルモンが増えて抜け毛が減りやすくなります。

 

体が細い人は筋肉がまだまだ増やせられるので、

相対的に血流がよくなりチャンスも上がるんですよね。

つまり育毛力も同時にアップできるでしょう。

 

そのための食事としてたんぱく質と亜鉛がピッタリ!

たんぱく質は髪の毛の材料であり、筋肉の材料ともなります。

亜鉛は男性ホルモンの材料となるので、

運動と組み合わせると薄毛が改善されやすくなるでしょう。

 

ちなみにたんぱく質はお肉や魚、

大豆などが代表的ですが、高い吸収率があるのはお肉です。

ところがそれぞれデメリットもあるので詳しくは以下で紹介しますね。

Food sources of zinc

頭皮に炎症があるなら魚や青汁がおすすめ

頭皮に炎症を起こしている人は、腸内環境が整えられる食事に切り替えましょう。

じつは腸内には免疫細胞も作られているところがあり、

健康な状態に保つと炎症を沈めやすくなります。

 

上記でお肉の話をしましたが、

たんぱく質補給として優秀な反面、腸内環境と整えるのは適していません。

つまり頭皮に炎症がある人には、あまり向いていないわけですね。

 

そこでちょうどいいのが魚!この食事をとると血液がサラサラになる効果だけでなく、

ホルモンのバランスが整えられるので、皮脂のコントロールもしやすくなります。

 

頭皮の炎症にはさまざまな原因がありますが、男性ホルモンが多くなると、

皮脂が増えるのはわかっているんです。

魚を食べると男性ホルモンの量が調整されて、皮脂による炎症は抑えられるでしょう。

 

頭皮が炎症を起こしていて、困っている人は育毛の邪魔になっているので、

このような食事に切り替えてみてくださいね。

 

オススメ!育毛に最適なイワシの缶詰3選!

いわし・サバ缶でとれるオメガ3脂肪酸をどこよりも詳しく解説

薄毛の天敵ストレスが溜まったら大豆製品や牛乳を

薄毛になる代名詞とされているのがストレス。これも食事によって、

ある程度少なくなるといわれています。

ストレスがたまってしまうと、血液の流れが圧倒的に悪くなり、

男性ホルモンも減ってしまって大変なんですよね。

 

そうならないようにするためには、大豆や牛乳といったものを積極的に摂ってみてください。

これらはトリプトファンといわれる幸せホルモンといわれる栄養が摂取でき、

ストレスが和らぐといわれています。

 

ストレスを溜めない生活が本当はいいのですが、

それができないのなら、食事などでストレスを感じにくくしたほうがいいわけです。

 

やったことあるけど効果がなかった…なんて人は、

食事には正しく効果を出せるタイミングがあるので、

それに沿って食事をすれば効果が期待できますよ。

 

食事だけで薄毛を改善できない?正しいタイミングとは?

薄毛に効果がある食事をとった経験があるけど、

あまり薄毛が改善されなかった…なんて声もよく耳にしますよね?

たしかに食事だけで効果を出すには、薬ではないのでそれなりの努力が必要です。

 

その努力のひとつが食事を摂るタイミング。

正しいタイミングで食事をしたほうが、薄毛を改善しやすくなりますよ。

 

ちなみに何度も言っていますが、食事はあくまでガソリンであり、

他の薄毛対策とセットで行ったほうがいいでしょう。

それを忘れないでくださいね。おすすめの対策も一緒に紹介します。

ストレスを感じるなら寝る前にリラックスしやすくなる食事を

まず薄毛の天敵であるストレスを解消するのも、

食事のタイミングを合わせると、かなり効果が出せます。

食事の内容に関しては上記のものを摂ったらいいのですが、睡眠とセットで食事をしましょう。

 

もともとストレスというのは自律神経の中の、交感神経といわれるものが働いて、

薄毛などの症状が出てしまいます。

 

交感神経というのは血液の流れを悪くさせて、物事を集中させるために使う神経。

とくに悪いものではありませんが、薄毛を改善するのには邪魔になってしまうんですよね。

 

その逆のリラックス状態として最高の状態が睡眠。

寝ていると体が火照ってくるでしょうが、これは血液の流れがよくなっているからなんです。

つまりそれに合わせて食事を摂れば、血液の流れがよくなって薄毛が改善されやすくなります。

 

そのタイミングとは睡眠の3時間前。

これくらいの食事は消化が落ち着く時間といわれており、睡眠の邪魔にならない上に、

睡眠の質を高める栄養が巡ってくれるタイミングです。

これを意識して食事を摂ってくださいね。

 

運動と一緒に食事対策を!前後をしっかり意識

さらに薄毛対策として最も効果があるといわれる運動に関しても、

食事のタイミングを合わせると、その効果を高められます。

基本的に運動の前後が関係しており、それに合わせて食事を摂ってみましょう。

 

まず運動の前に食事を摂る人は、1時間から30分前には食事を終わらせるのは基本となります。

消化中に運動をしてしまうと、体の負担がかかってしまうからです。

ちなみに運動前は筋肉の修復ができず、

運動の効果が半減してしまうので、それを防ぐ意味で食事をしてくださいね。

 

そして運動後は筋肉などの細胞を修復しつつ、栄養が吸収しやすくなるので、

運動後45分以内に食事を始めるようにしましょう。

これだけで薄毛に対する運動効果をアップできます。

食事は薄毛対策のサポートとして使うと改善しやすい

上記のように食事だけでは薄毛は解消しにくいですが、

その他の対策とセットで行うと、その効果をアップできるのが食事のいいところ。

それを頭に入れて食べるものを決めるといいでしょう。

 

ちなみに食事だけによって得られる効果は、毎日続けて体質を変えるところ。

薄毛は体の内側から改善していくと、徐々に原因が改善されていくので、

飽きないように続けてみてくださいね。