喫煙と薄毛は直接関係無い?AGAとの関係は?

喫煙と薄毛の関係

薄毛治療を行う際に医師からやめたほうが良いと言われる喫煙。

しかし以外にも喫煙と薄毛には直接関係はありません。

どういうことなのかを解説していきます。

 

喫煙は血行が悪くなる

喫煙というと、

ニコチンや一酸化炭素により毛細血管が収縮して血流を悪くさせることは

よく知られています。

人間の体に必要な栄養素であるアミノ酸やビタミン類が

失われて髪まで行き渡りにくくなっていき、

さらに喫煙は水分を体から奪うことからも血流を更に悪くさせます。

 

しかし、だからといってそれが薄毛に直接繋がる根拠はないです。

現にタバコを吸っている人は必ずしも薄毛ではないことでも

それは証明されていますよね。(もちろんそこは個人差ですけどね)

 

私も20歳くらいのころはタバコを吸っていて、

確かに髪は少し元気が無い感じはしていましたがAGAではなかったため、

その当時は薄毛に繋がりませんでした。

その後タバコを止め、一時期はとても髪の調子は良かったものの

うっすらAGAとわかってきたのはそれから10年後のことです。

 

では、なぜ喫煙は薄毛対策をする上で控えた方が良いのでしょうか?

それは男性型脱毛症AGAにおいて、次のような研究がなされていることで

証明されています。

 

喫煙する人しない人の男性ホルモン量の研究

アメリカのハーバード大学の公衆衛生学部が

中年男性1200人に、喫煙する人しない人の男性ホルモンの量を

調べた結果、

喫煙する人はしない人に比べて男性ホルモンである

テストステロンが9%上、直接薄毛、脱毛の原因になる

DHT(ジヒドロテストステロン)の値が13%も増加していたのです。

これは、喫煙をする人はAGAをより進行させやすいということです。

 

また喫煙によって悪玉コレステロールが増大することも証明されており、

その結果髪のほうへ重要な栄養が行き渡らなくなりAGAの進行を更に後押ししてしまいます。

 

喫煙をやめたとたん抜け毛が減った

しかしながら喫煙そのものが体にとても悪いことは

周知の事実です。

もし、喫煙者で薄毛に悩む方がいらっしゃるのでしたら

まず禁煙することをオススメします。

健康を考えれば当然なのですが、

実際に喫煙者が禁煙してから抜け毛の進行が止まったという報告が

いくつも確認されています。

 

まとめ

直接薄毛と喫煙に関係はないものの、

喫煙はAGAを進行させてしまいます。

ですから、結論としましては

喫煙によって髪は細くなってしまいがちではあるものの

AGAでなければ、薄毛対策をするには至らない。

またAGAだと判別されればそのAGAが急速に進行してしまいかねないということです。

あとタバコの副流煙にはニコチンや一酸化炭素が喫煙者の吸う煙よりも

実は多く含まれていますので注意が必要ですね。


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