偏った食生活で薄毛に?野菜不足だと頭皮はどうなってしまうのか?

薄毛になってしまう人の多くは、食事が偏っているようです。

これは僕自身の美容師時代にお客様に聞いて、

集計してみた結果なので、それなりに信ぴょう性があるほうだと思っています。

 

そもそも偏った食生活というのは、圧倒的に野菜不足!お肉が好きで、

野菜不足の男性のほとんどが、それなりの薄毛になっていました。

ではなぜ野菜不足だと薄毛になってしまうのか紹介しますね。

 

ちなみに先に結論から言っちゃうと、野菜不足の薄毛のお客様は、

頭皮の状態があまりよくありませんでした。

 

野菜不足だと薄毛になる確率は上がる可能性は十分あり

薄毛になってしまう原因は、大きく分けて2種類。

それは頭皮の状態が悪い場合と、体の内側があまりよくない場合。

これらを補うために使うのが野菜だと思っておきましょう。

 

野菜もそうですが、食事によって薄毛を解消する意味は、体の内側を整えるのに使えます。

つまり野菜不足だと薄毛になる確率がかなりアップしてしまうんですよね。

 

でも最初頭皮の状態が悪い人は野菜不足だったと書いていたけど…。

そう思っている人もいるでしょうが、

じつは野菜で体の内側のバランスが整えられたら、頭皮にも大きな影響が出てきます。

食物繊維で頭皮の状態がよくなるのは本当

野菜を食べる意味としてかなり大きいのは、食物繊維になります。

名前を聞くと健康的!と思えるでしょうが、

じつはそれに加えて野菜には、頭皮の状態がよくなる効果があるんです。

 

食物繊維とは名前のとおり繊維質なものが多く、

その性質から腸内にたまった悪玉菌や便などを、きれいにお掃除してくれます。

この役割をしてくれるのが不溶性食物繊維です。

 

ほとんどの野菜に入っているので、どれを選んでも腸内がきれいになります。

ちなみにもうひとつは水溶性食物繊維。善玉菌のエサになってくれるので、

悪玉菌を減らして腸内のバランスがよくなるんですね。

 

この効果と頭皮とどう関係があるの?と思うでしょうが、

じつは腸内がきれいになると肌がきれいになると聞いたことはありませんか?

 

腸というのは第2の脳とも言われており、

乱れた状態だと肌に残った皮脂が、酸化するのを早めてしまいます。

そして酸化した皮脂は雑菌の大好物!肌が荒れやすい状態になるわけです。

 

そしたら必然的に頭皮も荒れてしまうのはわかりますよね?

頭皮の状態が悪い人は、野菜不足なっている可能性が高いのはこのためです。

ビタミンの効果はそれぞれ薄毛を助ける可能性大!

そして野菜にはもうひとつ食べるメリットがあり、それがビタミン!

これは誰でも体にいいだろうと思うでしょうが、じつはビタミンにはたくさん種類があり、

ほとんどの野菜はどのビタミンも満遍なく含まれています。

 

もちろん野菜によったら含まれている量に違いがあるので、

それぞれビタミンの効果を見てみましょう。

 

  • ビタミンA…頭皮の代謝をアップさせる効果あり!乾燥を防ぐ効果も期待できる。
  • ビタミンB…皮脂をコントロールする効果や、育毛を止める糖質もカットできる。
  • ビタミンC…抗酸化作用があり、肌の状態を整えるのに必須のビタミン。
  • ビタミンE…抗酸化作用や血管を正常にしつつ、血行をよくする効果も!

 

まだまだビタミンの種類はありますが、薄毛との関係が深いのは大きく分けてこの4種類です。

野菜不足になると薄毛が進行してしまうのがイメージできるでしょう。

 

野菜によって得られるのは、基本的に頭皮の状態が関わってきます。

頭皮は畑でいうところの土。

土壌がよくないところでは野菜が育たないように、育毛しにくくなるので、

野菜不足なると薄毛が進行していくでしょう。

 

野菜はよく噛む習慣がつく!血行を促進する効果あり

野菜不足だと、まだまだ薄毛が進行してしまう要因が出てきてしまいます。

それが噛む習慣が減ってしまうところ。

 

噛むという行為は現代社会では減ってきているといわれており、

野菜不足だとその習慣がもっと減ってしまうんですよね…。

 

ほとんどの野菜は噛み応えがあるので、野菜を摂るだけで噛む習慣ができてきます。

 

ちなみに噛む習慣がついてくると血行が良くなるだけでなく、

脳内にある三叉神経が活性化して、頭そのものの機能がアップする効果も期待できるんです。

 

つまり野菜を摂る習慣ができるだけで、育毛効果がアップするのは明白でしょう。

野菜不足だとせっかくの育毛ができる機会を、自ら失っているわけです。

どんな野菜を食べるべきか?薄毛で悩む人にはコレ!

野菜不足だと頭皮の状態が悪化して、薄毛が進行してしまうのが理解できたでしょう。

そこでどんな野菜を摂れば効果があるのか気になる人もいるはずです。

 

そこで薄毛対策として効果がある野菜をそれぞれ紹介しますね。

ちなみに薄毛対策は頭皮の状態だけでなく、さまざまな方法があるので、

それに合わせた野菜を摂っていきましょう。

 

緑黄色野菜はミネラルも豊富!抜け毛予防にもなる

まず野菜といっても緑黄色野菜を積極的に摂っていくと、

それだけでかなり薄毛の進行を止められます。

それはミネラルまで豊富に含まれているから。

 

ミネラルというのは幅広い栄養を指すのですが、とくに薄毛を解消するのに適しているのが亜鉛

この栄養は男性ホルモンの材料であり、緑黄色野菜を摂れば、これが自然と増やせられるんです。

 

抜け毛の原因はDHT。

男性ホルモンより、かなり強力な体内物質であり、

これが増えると薄毛が悪化してしまいます。

 

これが増える原因はまだ明確には判明していませんが、

男性ホルモンの量が減ってしまうと、DHTが増えるという研究結果がいくつか出されているんです。

 

つまり緑黄色野菜を摂るだけで、この原因を少しでも減らせられるので、

野菜不足の人は積極的に摂っておきましょう。

 

寝つきが悪い人はサニーレタスがおすすめ

薄毛対策の効果がある方法として、睡眠がよくおすすめされています。

これは寝ている時に成長ホルモンといわれるものが増えるので、

体中の血行がよくなって、育毛効果が期待できるからなんです。

 

小さな子供が寝ている時に寝汗を異常なほどかいているでしょうが、

このホルモンがたくさん出ているのが原因。

つまり寝ているだけで汗をかくほど代謝がいいので、育毛効果も期待できるわけです。

 

ちなみに育毛だけでなく、ホルモンのバランスを整えるのも睡眠になります。

抜け毛予防としても効果が期待できますよ。

 

ところが睡眠の質が悪くなってしまうと、これらの効果がかなり半減してしまうので、

睡眠の質を高める野菜が必要になってくるんです。それがサニーレタス!

 

この野菜には「ラクチュコピクリン」といわれる栄養がタップリで、

この栄養の効果が睡眠の質を高めてくれます。

野菜不足だけどイライラして眠れない人は、サニーレタスを普段より多めに摂ってみてくださいね。

運動と併用するなら枝豆・モロヘイヤがおすすめ

薄毛対策には運動がつきものですが、折角ならその効果を高めたいでしょう。

その場合はビタミンB群が多い野菜を摂れば、それだけで効果がアップします。

 

上記で紹介しましたが、このビタミンには皮脂をコントロールする効果だけでなく、

じつは血行促進効果もあるんです。

運動による血行を高める効果を、さらに増やしてくれるでしょう。

 

さらに糖質をカットする効果もあるので、ダイエットとしても役立ちますよ。

もちろん薄毛対策としてもおすすめ。

 

糖質は毛乳頭が一生懸命髪の毛を増やそうとしても、

それを邪魔してしまう特徴があるので、なるべく糖質を体から減らしたほうがいいんです。

 

ビタミンBはこの糖質をエネルギーとして、

すぐに使うように体に指示を出してくれるので、薄毛対策として効果があります。

そしてこの栄養が豊富な野菜が枝豆とモロヘイヤ。

 

これらを運動前に摂っておけば、それだけで薄毛対策の効果を高めてくれるでしょう。

野菜不足だと薄毛になりやすいのが判明!食生活を変えよう!

野菜には薄毛の人にとって都合がいい栄養がタップリで、

不足させない努力をすれば、進行を止められる体が作られます。

いくらお肉やお酒などが止められないと思っても、セットで野菜を摂るようにしましょう。

 

ところが上記で紹介した野菜の栄養は、熱に弱いという特徴があります。

生で食べる習慣を取ったほうが、効果が上げやすいので、

注意して食生活を変えていきましょうね。