ザガーロとは?
- 2016年6月に発売開始されたAGA治療薬
- 韓国では2009年にすでに発売
- 有効成分はデュタステリド
- 0.1mgと0.5mg含有のものがある
- プロペシアと違いⅠ型もⅡ型も両方に効果がある
- プロペシアと違い発毛効果も期待出来る
簡単に書くとこのような薬になっています。
プロペシアとの違い
プロペシアの成分はフィナステリドなのに対し、
ザガーロはデュタステリドという成分になっています。
どちらも5αリダクターゼを抑制する効果がありますが、
その中でもⅠ型Ⅱ型というのが存在し、
プロペシアはⅡ型にしか効果が無かったのに対し、
ザガーロは1型もⅡ型も両方に効果が期待出来ます。
Ⅰ型?Ⅱ型?
Ⅰ型とは、側頭部や後頭部の皮脂腺に多く存在しているといわれています。
Ⅰ型5αリダクターゼから産生されたDHTジヒドロテストステロンが
皮脂腺に作用することで
頭皮の皮脂が原因で薄毛を進行させてしまう作用があります。
結果として髪のボリュームが無くなったり
髪が細くなる症状が現れます。
対するⅡ型は、Ⅰ型と違い頭頂部や前頭部の毛乳頭に多く存在しており
よくある男性型脱毛症AGAの典型的な症状となっていきます。
Ⅱ型が髪の成長サイクルに乱れを生じさせ、AGAを進行させてしまいます。
AGAにとってはやはり、Ⅱ型のほうが6~7割を占めており、
Ⅱ型を抑えるのが有効となりますが、Ⅰ型にもAGAを進行させることが
分かっており、Ⅰ型Ⅱ型両方を抑えられるザガーロは
プロペシアよりも優れた薬かもしれません。
ザガーロの副作用
問題はザガーロの主な副作用です。
- 肝機能障害 黄疸
- 発疹
- 蕁麻疹 アレルギー反応
- 性機能障害
- 精巣痛
- 乳房障害
予想通りの副作用です。
プロペシアとほぼ同じ症状ですね。
副作用というのは、半年服用しても出なかったのに
7ヶ月目で急に来た!とか1年2年は大丈夫だったのに、
その後急に体に不調が・・・といったことも決して珍しくありません。
結果が出るまで
服用期間はプロペシアと同じで早くて3ヶ月
遅くて半年~1年ほどです。
しかし、半年服用して効果が無かったら
その後の使用は医師と相談したほうが良さそうですね。
AGA治療薬は一歩間違えれば生死に関わる
副作用に発展しかねません。
個人輸入は出来るだけ避けて、
医師の診察の元服用するようにしましょう。
定期的な血液検査などは必須です。
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