抜け毛は何本で薄毛?数えてみたくなるけどデメリット多すぎ!

抜け毛が多くなってくると、どうしても薄毛になってしまうと、不安になるでしょう。
ところが結論からいうと何本なのか数えたところで、抜け毛が減ることがないので意味がありません。
それは環境によって抜け毛の本数は変わってしまうから。
むしろ何本か数えたほうが、デメリットのほうががたくさんという話を紹介しますね。
抜け毛が何本かは気にしないようにしましょう。
抜け毛は何本なのが普通?それぞれの環境をチェック!
抜け毛の本数を気にしてしまいますよね?
もちろん抜け毛の本数が異常に多いのなら、薄毛になるのは間違いありません。
そこで目安として抜け毛が何本なのか把握しておいて、
ほどほどに危機感を持っておく程度に意識しておくといいでしょう。
男性と女性の違いは?ホルモンの関係が全然違う?
まず男性と女性で抜け毛が何本なのか、本数に違いがあるのか気になりますよね?
一般的に抜け毛の本数は1日に100本というが平均です。
男性ならそれより多く、女性だと少なめ。
そんなイメージがあるでしょうが、じつはあまり抜け毛の量に関しては違いがありません。
これは男女関係なく個人差があり、それぞれの環境や体質によって抜け毛が何本か変わってきます。
男性は抜け毛が増えるという男性ホルモンが多いから、抜け毛の量に違いがある思うでしょうが、
実際のところは女性でも男性でも平均で100本と思っておきましょう。
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シャンプーでの抜け毛は多くなる?1日の半分の量がお風呂で!
上記では抜け毛は1日に100本と紹介しましたが、
お風呂に入れば抜け毛の量が多いような気がしますよね?
じつはその感覚は実際何本なのか数えると、合っているという結果をよく耳にします。
それはなんと1日の平均の抜け毛の半分くらいがシャンプーで流されてしまっているというんです。
上記で1日に100本といったのを見ると、50本という量がお風呂で抜け毛になっています。
それが平均というわけですから、お風呂で抜け毛が多いと感じるのは当たり前で、
あまり気にしなくていいのがわかりますね?
ごっそり束になった抜け毛だと、50本以上になるかもしれませんが、
そうでないのなら平均くらいの量だと思っておきましょう。
抜け毛が多い薄毛の人は、それ以上抜けている人たちですからね!
シーズンによって抜け毛の量が…200本以上の場合も?
お風呂で抜け毛が多くなるのがわかったでしょうが、
さらにその他にも抜け毛の本数が、多くなるタイミングがります。
それが春と秋だといわれているんです。
ちなみにどの季節でも抜け毛が増える可能性があり、
これも体質や環境によって違いがあるので、人によって差があるのを把握しておいてくださいね。
ところがこの春と秋に関しては、平均的に抜け毛の本数が増えているといいます。
その本数とは1日に200本!一般的な抜け毛の量より2倍以上になるというんです。
これは気温差によって自律神経といわれる、ホルモンバランスなどに関わるところが、正常に働かなくなるから。
その他にも紫外線によって頭皮の状態が悪化するなど、抜け毛が増えやすい季節なんですよね。
そう考えると一概に平均的な抜け毛の本数を知ったところで、あまり参考にならないのがわかったでしょう。
環境によって抜け毛が何本か変化するから気にしない!
なぜ抜け毛が何本なのか把握する必要がないのか?
それは季節などの周りの環境だけでなく、体の状態によっても違いがあるので、
何本抜けたのか数えても意味がないからです。
体質が違うように抜け毛の本数も、人によって全然違います。
さらに抜け毛を数えることで、その本数が増えてしまう可能性を増やしているんですよ。
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気にしすぎてストレスが溜まったら抜け毛が増えるから
まず抜け毛が何本なのか把握すると、
なぜかその基準よりも多い抜け毛だった時に、誰でもショックを受けてしまうでしょう。
それだけでストレスが溜まり、さらに抜け毛が増えてしまいますよ。
ストレスとは自律神経でいうところの、交感神経が活発になってしまい、
血管が収縮して頭皮まで血液が届きにくくなるんです。
つまり抜け毛が何本か数えているだけで、
ストレスが溜まって抜け毛を増やすサイクルができあがってしまうでしょう。
何本かは関係なく、なんとなく多いな…と感じたら薄毛対策を始めるといった、
ゆるく捉えることも大切ですよ。
そもそも抜け毛が多いのかどうかは、
環境や体調によっても変化するので、気にしすぎはよくないでしょう。
抜け毛の本数が何本か数えていて血流が悪くなる場合も…
また抜け毛が何本なのか気になりすぎて、
必死に数えている行為そのものが、抜け毛を増やしている可能性があります。
抜け毛を数える場合は、下に流れている抜け毛を見ながら、何本か数えているでしょう。
つまり前のめりになった状態で、抜け毛が何本かチェックしているはずです。
この姿勢は肩こりや腰痛といった、血液の流れを悪くさせるものなので、
抜け毛どころか育毛の邪魔にもなってしまいます。
血液の流れが大事なのは、髪の毛を作りだす栄養が頭皮まで届かなくなってしまうから。
ちなみに薄毛に悩んでいる人は頭皮だけでなく、
さまざまな臓器の働きを弱くしているほど、血液の巡りが悪くなっています。
例えば男性ホルモンが減ってDHTが増加し、抜け毛が増えてしまうのは、
栄養不足で男性ホルモンを作る臓器が元気をなくしているという要因も少なからずあるでしょう。
それくらい体の仕組みは複雑で、それには血液の流れは深く関わっているのを忘れないようにしてくださいね。
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抜け毛の数え方の中には頭皮を痛めるやり方も多い
お風呂で髪を洗った際に出た抜け毛の本数ではなく、
ブラシや手ぐしをした後に出た抜け毛が何本なのかで、薄毛なのか判断する方法もよくおすすめされています。
この方法でも基準として目安にするのはいいですが、
実際にやってみると頭皮を傷つけてしまう可能性があるんです。
必死で抜け毛の量を知るために、手のひらやブラシの断面が頭皮と当たってしまい、
それで傷ついてニキビのような吹き出物ができる人も数多くいた経験が美容師時代にありました。
傷つくというのは血が出るというものだけでなく、
赤く炎症を起こしてしまうのも、体としては傷と判断してしまいます。
そして炎症を治すのが優先されるので、抜け毛が増えるなど、育毛の邪魔になるでしょう。
さらに脳を守るための反応として、ちょっとした衝撃でも毛細血管が減るという研究もあるくらいです。
手グシで頭皮が当たってしまえば、
それだけで栄養が届きにくい環境となってしまい、薄毛になる確率を高めてしまいます。
それがブラシだと圧倒的に刺激が強くなるので、さらに抜け毛が増得てしまうかもしれませんよ。
数え方としてはこれらの方法はよくないので、頭皮を傷つけない方法を見つけてくださいね。
抜け毛が多いと気になったら規則正しい生活と運動をしよう
抜け毛の本数を知るのは、自分が薄毛になるかも…という危機感を覚えるためだけに使い、
後は何度も何本か数える必要はありません。
薄毛になるかも…と思ったら、すぐに規則正しい生活になるように、心掛けるだけでも効果があります。
睡眠や食事、運動に取り組むと抜け毛の本数も減らせられるでしょう。
ちなみに髪の毛が生まれ変わるのは、3ヶ月に1回ほどといわれているので、
その頻度で何本の抜け毛か数えるのなら大丈夫ですよ。
気にしすぎて毎日数えるのだけはやめてくださいね。
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